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「聞く」ことから「聴く」へ —サウンドの可能性—

これまで、「聞く」ことから「聴く」ことへの意識変容をリスナーにサウンドで深く問いかけるための装置や、フィールドレコーディングによる場所性を提示するための作品を制作してきました。

こうしたサウンドを素材にした「サウンド・アート」と呼ばれる美術表現の分野は、絵画や彫刻、楽曲としての音楽に比べて歴史も浅く未開拓な領域であり、サウンド(音)には未だ様々な表現の可能性があると考えています。このサイトでは、これまで制作した作品ポートフォリオとサウンドワークショップの紹介、ブログ記事では国内外の美術作家が制作したサウンドの作品や、フィールドレコーディングで制作された作品、音響彫刻やサウンドインスタレーション、そして音にまつわる展覧会など、美術と音楽が交差したサウンド(音)による表現やその周辺も含め、それらのサウンドの作品をできるだけ「作家の表現」に迫って紹介していきたいと思っています。そして無数に点在して埋没しているサウンド(音)の作品をサイトに集め見渡してみたいと思っています。俯瞰することで、サウンド(音)表現の時代性や、そこで見えてくる可能性をこのサイトで探すことができたらと考えています。

プロフィール

相澤 和広

1971年東京都生まれ。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業、大学時代から音を使った表現活動に取り組む。主な公募展の出展として「取手アートプロジェクト 2006」「広島アートプロジェクト2008 汽水域」がある。現在、サウンドアーティスト・ワークショップチューターとして活動・企画運営を行っている。

公募展と受賞歴

2006年 取手アートプロジェクト2006
2008年 広島アートプロジェクト2008 汽水域
2009年 RA'10 武蔵野美術大学助手研究発表
2010年 2-305!!ムサビ助手展 武蔵野美術大学
2012年 西宮船坂ビエンナーレ2012
2013年 のせでんアートライン2013
2016年 コニカミノルタ ソーシャルデザインアワード 入選


古物商許可証:308792121203号 東京公安委員会
食品衛生責任者番号:3113658