About

2011年の震災以降、電力に対する関心が高まっています。今後、使用される電力はさらに上昇していく傾向にあるため、電力問題や消費社会を見つめ直すひとつの方法として「太陽光発電」を使ったものづくりを提案しています。

実験のためのに父親が自宅に設置した太陽光パネル

父が仕事で太陽光発電を使った研究開発に携わっていたこともあり、その意志を継ぎ、自身の持っているデザインなどの技術を合わせ、太陽光発電で駆動するウェブサーバ構想しコニカミノルタソーシャルデザインアワードに応募、入選いたしました。現在のワークショップの前進となっています。

コニカミノルタ ソーシャルデザインアワード2016

コニカミノルタ ソーシャルデザインアワード2016 展示の様子

また、2017年小規模事業者持続化補助金の採択を受け、実際に駆動する太陽光発電で駆動するウェブサーバーを制作、運用しています。

太陽光発電で駆動するソーシャルウェブ 駆動中の様子

太陽光発電をワークショップのテーマにした背景

私たちが生活している都市では、情報化社会に伴いエネルギー問題が出てきています。より高度な都市機能を支えるために使用される電力は、さらに上昇していく傾向にあり環境問題へと繋がっています。私たちの世界は、インターネットによる消費社会のシステムが生活の隅まで浸透しており、「もの」が溢れ、消費を煽るハイパー消費社会のど真ん中に生活しています。 情報化社会に伴う電力問題や消費社会から少しだけ距離を取り、そのあり方を見つめ直すことはとても重要です。その方法の一つは、太陽光発電で自ら発電し、その電力で駆動できる「もの」を自分で「考え」、自分で「つくる」ことです。このDIY(Do It Yourself)精神が、これからの未来をつくりだすことにつながります。

秋葉原でワークショップを開講すること

アーツ千代田3331が隣接している秋葉原の部品街は、戦後、アメリカ軍から払い下げられた電気部品が売買され、当時高価だったラジオなどの電化製品を自分で制作する場として栄えた街です。90年代後半までは、電気関係の専門学校生や大学生、中小企業の技術者たちの部品調達の場として利用されてきました。 近年、秋葉原の部品街はオンラインショッピングの普及によって、役割が変わりつつありますが、「自分の欲しいものを作る」「自分に合ったものを作る」といった創造する文化は、この秋葉原にあります。
この教室では、太陽光を使った新しい技術を習得したり、先人の知恵を参考にしながら、 現在のエネルギーの使い方を見つめ直し、生活していく上での消費のあり方など、 太陽光エネルギーを活用した創造的な生活を自ら作り出すことを考え、学びます。

設計・制作ワークショップとは

「設計・制作ワークショップ」は、モノを組み上げるために必要な機能をステップバイステップで体験し、最終的にモノが出来上がるようなプログラムになっています。例えば、「太陽光発電・充電モニター 設計・制作ワークショップ」では、電力モニターを即組み上げて完成させるのではなく、まず、電力モニターに組み込む機能のSDカードへの測定データの保存や液晶モニターの表示、電力モニターに必要なセンサー類の設定など、電力モニターに搭載する機能を一つ一つ組み上げて動作させ、設計・制作の体験をしていきます。

チューター プロフィール

相澤 和広

東京都生まれ。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業、大学時代から電子回路を組んだ表現活動に取り組む。主な公募展の出展として「コニカミノルタソーシャルデザインアワード2016」がある。現在、ワークショップなどの企画運営を行っている。AIZAWA studioとして、太陽光発電で駆動するウェブサーバーの開発と販売運用、太陽光テーマや電子工作ワークショップの企画運営を行っている。

公募展と受賞歴

2006年 取手アートプロジェクト2006
2008年 広島アートプロジェクト2008 汽水域
2009年 RA'10 武蔵野美術大学助手研究発表
2010年 2-305!!ムサビ助手展 武蔵野美術大学
2012年 西宮船坂ビエンナーレ2012
2013年 のせでんアートライン2013
2016年 コニカミノルタ ソーシャルデザインアワード 入選

食品衛生責任者資格 取得